Nextepの講師はどうやって採用してる?

ここ最近、Nextepに新しい講師が増えている。つまり、裏側は現在、慌ただしい業務量ですw

講師を増やしている理由としてマンツーマンを希望する生徒が急増しており

私もここ数ヶ月、出張などがない日はほぼ毎日レッスンを5〜6回、行なっています。

代表取締役だけど、現場優先ですw

 

Nextep講師の応募はどうやってしているのか?

とよく聞かれるのですが、ネット上で求人をかけています。

採用は全て、私が決めています。

次に多い質問が

採用の基準はなんですか?

まず、応募時に、英語の音声を送ってもらっているので「発音」で面談するか?決めています。

応募は多い時で20件ほどです。この時点で5名〜10名ほどに絞ります。

 

面談で、大事にしているのが、

「身だしなみ」「生徒へのアドバイス内容」「性格」

事務的なことで言うと「スケジュール」

この4つを判断して決めています。

 

なので、TOEICの点数や英検取得、また講師経験歴があるとかないとか、そんな事では、全く決めていません。

 

これがNextep講師の質が高い理由の1つです。人柄が大事なんです。

 

正直、オンライン英会話のお仕事となるとなめてかかる人が多いです。

「英語さえ話せれば、お金があたる。」とか

「空いてる時間に、お小遣い稼ぎ」とか

大手はそうかもしれない。だけどNextepは全く違います。

面談では、包み隠さず、ウチがどれだけ過酷か?(笑)現実を伝えます。

Nextepの英語講師という仕事は「お金優先」では到底できません。

「割に合わない賞」があるなら、確実にNo1✨を獲得できます。

それでも、

「自分に挑戦したい」「教える事が好き」「誰かの笑顔を作りたい」

など各自の想いで、Nextep講師の仲間入りをされます。

 

その後からは、きっと新人講師達も予想していないほどのテンポで研修が始まります。

裏では、運営、トレーナーのようこ、私の業務が倍増します。

研修は見学から始まります。

 

Nextepは、大手のオンライン英会話は

講師の質や技術に関係なく大量の講師と大量の生徒を安いコストでスクール運営します。

ココスとかサイゼのような、一般人が作っても、料理人が作っても

「誰が作っても同じ味になる」ものを提供するスタイルです。

 

ウチはそのスタイルの英会話スクールではありません。

 

「その先生だからこそ、出せる味」

を大事にし、その味が好きな生徒さんがファンになる。」

というスタイルを軸としています。

なぜか?理由は1つ。

その方が、確実に生徒が上達するからです!

生徒の上達がミッションなので、生徒数を増やすことや、薄利多売にすることがNextepのミッションではありません。

 

一般的に、指導手順マニュアルがあった方が楽です。

だけど、おそらく、ウチに来ている先生は、それは嫌いだと思いますw。

先生1人1人が、英語教育に対して情熱があり、考えがあり、それを形にできる先生だからです。

このあいだなんて、くみ先生と3時間も夜中まで、英語教育について語っていましたw(ちなみに対面でくみ先生とあった事ないけど、これくらいみんな情熱的)

 

見学に入る理由は、いろんな先生の指導スキルをまずは勉強することから始まります。

また見学に入ってもいいよ。と快く引き受けてくださる生徒さん達にも感謝です。

見学後に、新人講師達はレポートを出すのですが、今日も

・褒める
・丁寧
・笑顔
・安心
・上手な展開、誘導・私も勉強になった。

という言葉がどの先生からも多く見られました。

新人先生の見学レポートをちょっとだけ公開

  • テキストの(文法?)内容には沿っているのに、とらわれない。 やり方を工夫!とにかく英文を考えさせて発話させる工夫! 本当に英会話力伸びそう。。。
  • 生徒さんの話題からより多くの単語を引き出していた
    (チャレンジングな文を話せるように丁寧に話を聞いていた)
    英語で前回のテキストブックの話を要約してもらう
  • 先生も仰っていましたが、刑事のようにwhyを追求していく点。考えて詳細を話せる力が身に付くと思いました。sh ch edの発音も細かく指導していて私も勉強になりました。
  • 先生が「昨日スーパーに行った?」と生徒さんに聞いていました。勉強以外のことを覚えていて、その一言が生徒さんの心を掴むと思うので真似したいです。レベルに合わせてゆっくり話しつつも、基本的に全て英語で行われていたので、初心者でも英語に慣れるペースが早そうと感じました。派生語やストレスを置く場所でニュアンスが変わるなど、私も改めて勉強になりました
  • 生徒さんが間違えたところをそのまま教えてしまうのではなく、わかってもらえるまで丁寧に繰り返していた。「私に質問してください」の場面でも「where, who」を使って聞いてくださいなどと具体的に伝えていた。

英語がすでに話せる人から見ても、うちのレッスンは、

「英語が早く上達しそう」と思われるレッスンの質を提供しているので、上達が早いんだと思います。

この見学が終わると、先生達もアウトプットで「実際にレッスンに挑戦」が待っています。

これまた、過酷なんですよね〜…

レッスンプラン作成から入り、時には「このレッスンプランでは、質の良いレッスンができません、書き直し」など言われることも…。

新人講師達は、見学で質の高いレッスンを見ているので、自分が求められるレッスンは分かっています。

なので、この時点で緊張、頭がいっぱいになり「寝れない」笑と言われる講師も多いです。

だいたいこの辺りから、実際にレッスンをして撃沈することも多く、

「私は、このような高いレッスンの質を提供できる自信がない」と離脱していく方も実は多いのです。

 

私は基本的に、「去る者追わず」主義なので、どうやったら高い質のレッスンを自分も提供できるか?

と相談を受ければ、いくらでも付き合いますが、

自分で無理だと判断された先生は引き止めません。

そこで引き止めてもNextepは過酷なので、やっていけないからです。

ただし、Nextepで1年講師が続けば、どこのスクールに行っても、TOPレベルの講師力です。

これまでも2名ほど、Nextepを卒業し家庭の事情で、他会社で英語講師として働いたところ、「賞を頂いた」と喜びの報告を受けました。

 

ということで、

またトレーニングの様子など、ここでシェアできたらな〜と思います。

生徒の皆さんは、また新しい先生達との出会い、楽しみに待っていてくださいね!