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【キッズ動画】こうやって声かけをするだけで、怒らなくても子どもは伸びる。

はじめに…この動画のレベル

  • フォニックス26音が分かる
  • 音の足し算、3 Letter Wordの学習をしている、もしくは終えた

子どもの「分かった」と大人の「分かった」は違う。

物事を習得する手順は、

  1. 知る
  2. わかる(真似して分かる)
  3. できる(自分一人でできる)

この順番です。これを判断をするのは、子ども自身ではありません、大人が見極める。これが大人の役割です。
よく、先生や親は
「分かった?」
と聞きます。子どもはどれが「分かった」の状態か知りません。おそらく聞いてる大人は③の状態を意味し、答える子どもは①の状態を意味しているケースが多いです。
子どもは正直に、「分かった」と答えても、①の状態であれば自分一人で再現することできません。そして、言われます。
「分かってないじゃないの!」
・・・
これは非常に酷だと思いませんか?
私は、これは聞く側の責任だと思います。子どもは悪くない。
英語学習でも保護者様は、
「この子は、昔英語をやっていたので、フォニックスはできます。」
「英検3級を合格しているので、これはできます。」
「本を読めるようになったので、この問題もできます。」
と言いますが、蓋を開けてみると、「できない。」ってことが多いです・・・。
そういうとき、私たちは保護者様にどう報告しようか悩みます・・・。
できていると思っている保護者様に「できていませんよ」とストレートに言えないわけですよ。。。
ストレートに言えば、子どもが保護者様に「今まで何してたの!」と詰められる可能性や、怒られる可能性がある。または、私達講師の意見を聞かず、できると信じて突っ走って子どもにどんどん負担がかかるかもしれない。
「分かった?」と聞くこと、英語学習経験の年数や合格のレッテルだけで判断するのではなく、
しっかり本人の理解を判断してあげる方法を考えてみましょう。


分かった?と聞かずに相手の理解度を確認する方法

私は子どもの理解度「分かった?」と本人には確認せず、「クイズ」を出します。
どこまで分かっているのかクイズを出題し、子供の理解度を確認するのです。
例えば、
「フォニックス全部できる?Aから言ってみて」じゃなくて、
「フォニックスクイズ、今からいうアルファベットの鳴き声を言いましょう。」といってランダムにアルファベットを言います。
ここで躓くようなら、まだ練習が必要です。
「Aから言ってみて〜」では子どもは丸暗記できるので、言えます。笑
これで「できる」と勘違いして進むと、必ず壁にぶつかります。そして「できない」を味わい自信をなくしたり、できないことが理由で英語が嫌い、もしくは苦手意識を持つようになります。
英語に限らず、日常生活でも同じです。
「明日の持ち物、分かった?準備した?」ではなく、
「明日の持ち物、何持っていくの?足りないものあったら用意しなきゃいけないから教えて」
これはクイズではないですが、Yes・Noで答えられない質問をすることでリマインダーにもなります。
「明日7時に起きるのよ!分かった?」じゃなくて、「明日何時に起きるんだっけ?」と聞く。
「ジャガイモはこうやって切るのよ。分かった?」ではなくて、「このジャガイモ、この大きさに切るにはどうしたらいいでしょうか?」と聞く。
「分かった?」ではなく、理解度を確認する声かけを是非してみてくださいね。そうすると、子どもはプレッシャーを感じず、イキイキして考えることを楽しむようになりますよ。
今日はフォニックスのクイズを用意しました。こんな感じで理解度をチェックしてあげてくださいね。