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英会話スクールに通わない方が英語が上達する?!

ひと昔前まで、英語を話したい人は「英会話スクールに通う」のが普通でした。
私は英会話講師をして16年経ちますが、たった数年前までは英会話スクールでの指導がメインでした。しかし、世の中がグローバル化し、インターネットが普及し、英語教育だけではなく、いろんなものが変化しております。
例えば、
テレビ→YouTube

  • 自分の観たいときに観れる
  • 自分の興味あるものだけを観れる

ゲーム→オンラインゲーム

  • ゲームセンターや友だちの家に集まるのではなく、自宅で友達とゲームできる

電話→LINE電話

  • 電話料金を気にしなくても、ネットがあればいくらでも友達と無料で通話。海外とでも無料で繋がれる
  • 声だけじゃなくてビデオ通話も可能

などなど、いろんなものが目まぐるしく変化しております。
もちろん教育も進化しています。
オンラインでの授業が増え、小学校でも電子黒板が導入されていたりします。
そして今回の新型コロナウイルスの影響で、さらにその動きが大きく進化しそうですが、オンライン化ができているところと、そうでないところには格差が生まれています。
新型コロナウイルスの影響前からオンライン学習を導入していた地域は、すんなりオンライン授業に切り替わりましたが、地域によっては何もないまま休校しているところもあります。
通常、英会話スクールには試験対策、英会話など目的によってのコースはあっても、上達レベルに対してのコースほとんどありません。
私が運営する石川の英会話教室STEP WORLDでは、2つのコースがありました。

  1. アカデミックコース(英語学習の結果を出すコース)
  2. ラーニングコース(英語に慣れるコース)

アカデミックは宿題も出るし、結果が出るように家庭学習も手厚くサポートしていくコース。
ラーニングは宿題はあるけど、そこまで厳しくなく、無理なく英語に触れる、家庭学習してない前提でレッスンを進めていくコース。
このコースを作った当初はラーニング生の方が断然多かったのですが、アカデミック生の成績結果が刺激となり、翌年には半数以上がアカデミックに移動したのを覚えております。
それ以降、アカデミック生が増え続けました。
アカデミック生がなぜ、上達していくのか?
その鍵は「家庭学習サポート」に力を入れたこと。週に1回、2回の数時間、英会話教室に通うだけで、飛躍的に英語を上達させるのはかなり厳しいです。それは大人も同じです。
学んだことを復習する、学んだことを活かし、次のレッスンまでに自分が何ができるか?するか?予習をしたり、読書をしたり、家庭学習が大きな差になります。
だけど、学んだことを宿題でやり、理解して、家庭でしっかり自分1人でできる子どもは、経験上全体の20%くらい。「宿題やった?」と聞いて「やった」と答えるけど、やれていないことがほとんどです。
「とりあえず書いてある。」
「やってないけど、やったつもりでいる。」
これが多い。。。
保護者側は、「子供がやりたがらない」「何をしていいかわからない」「何をさせていいのかわからない」「子どもの英語学習を見る時間がない」「学校の宿題で精一杯」など、課題が多いです。
「だから英会話スクールに通わせています。」という保護者の方が多いと思います。

  • スクール:英会話を上達させるには家庭学習が必要。
  • 保護者:家庭学習ができないから、英会話スクールに通わせている。

という矛盾が生まれます。
英会話スクールの60分のレッスンでは、

  • 宿題チェックに時間がかかる(15〜20分経過)宿題終わってない子はこの時間無駄にする
  • テキスト取り出すまでに5分かかる(カバンをいじってモタモタ)
  • 筆箱から鉛筆取り出すのに5分かかる(鉛筆の芯が折れている、ひとまず友達と文房具を見せ合う、ありません〜忘れました〜もある。
  • 課題に取り掛かるまで10分かかる(説明を聞いてるつもりで聞いてなく、お友達が始めるのをじっと待ってみて、確認してから始める。クラス全員がそれだと誰も始めないので先生がもう一回デモを見せてスタートすると倍の時間がかかる)

ビックリするかもしれませんが、現実はこんな感じ。人が集まればこうなります。仲間と会えるメリットはありますが、実際に新しい事を学ぶのは60分のレッスン中、15分から20分です。
これは大人も同じで、人が集まれば、おしゃべりもあったり、逆にシーーーーンと無言になったりします。
「いろんな問題があるから、効率が悪くても仕方ないよね。。。」
と考えるわけにはいかないので、Nextepでは4年前から家庭学習を強化するために、スカイプやLINEを使ってのオンラインでの家庭学習サポートをアカデミック生で開始しました。
ただ、通常の英会話スクールのレッスンをオンライン化するだけでは、ぜ〜〜〜ったいに上手くいかないです。
いま、新型コロナウイルスの影響で、オンライン化するスクールが増えていますが、オンラインの特性やメリットを活かし、デメリットを減らすために、プログラムからレッスンの進め方まで、全て変えないと上手くいきません。
そして4年後の2020年に決断。
アカデミック生は全員オンラインに変更。

  • 教室に週に1回来るより、自宅で毎日学べる環境を作った方が学ぶ量が多い。
  • そして1人1人を見逃さず、講師がフィードバックできる。
  • ライティングまでしっかり見れる。
  • 個々のレベルで進むので、ストレスなく英語に向き合える。
  • 英会話でアウトプットできる内容とシステムができた。
  • 更に担任をつけ、生徒の状況やレベルの確認が細かくできる。

ここまでの手厚いサポートは、オンラインだからできること。オンラインなら講師を増やしやすいので、管理もサポートも手厚くなります。そこまでやって1万円以下の月謝なのは、場所代が要らないので、コスト下げれるから。
保護者の送り迎えも無くなりますよね。
安心してストレスなく学べる環境が提供でき、そして上達もしていく。
これが「プラスワン英語法キッズ」です。

毎日、何をしたらいいかがわかるから、「できた」が増える。習慣化する事で子供達は楽しくなるし、自信に繋がります。
教室に通ってた時は、「宿題=忘れるもの」だった男の子が、毎日自分から取り組むようになった。という、ほんと苦労した分涙がでる報告も!笑
このあいだのオンラインのグループレッスン(Zoomレッスン)ではしっかりとレベルの上達を感じました。
「やりなさい!」と言わなくても「自分からやるようになる。」
この状態は、驚くほど英語が上達します。やれと言われてやるようでは英語力は伸びません。
保護者さんのなかには、お子さんの英語力上達だけが気になり、英語に取り組む姿勢や心(基礎のベース)を見落しがちになり、焦ってしまい、保護者さん本人も子どもにも負荷がかかってしまうケースもありました。
お金も愛情もかけているので、当然ですよね。でも、その愛情の方向性を少し変えるだけで、子どもが成長し、保護者も安心できるようになる。
そのズレを講師が発見し、早い段階でズレを修正していくことも、Nextepでは大切なことだと考えています。
プラスワン英語法キッズの受講生には、他の英会話教室に通っててセカンドスクールとして参加する子も多いのですが、
「おおおお〜いちょっと待って。そのレベルじゃないぞ」
と思う子もいます。
その場合は、親御さんには意を決して、「できていないこと」をお伝えするようにしています。
「実はそう思ってて、今通ってる英会話教室では納得できない部分があった。」
というケースもあれば、
「自分の子はできてると思ってた…」
というケースもあります。
レベルがあっていない学習を続けることで一番ストレスかかるのは子どもたち。未然に防ぐことで、英語嫌いにならないようにしていくことが大切です。
実はオンラインにしたことで、効率的になっただけではなく、直接顔をあわせるよりも気付けることが増えています。
こんな時期だからこそ、「英語を上達させるには英会話スクールに通わせるしかない!」と固定観念で考えるのではなく、子どもと保護者にとって最適な教育を考える機会になればと思います。