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暗記学習だけでは効果薄?20ヶ国話せる凄い人にインタビュー!
20ヶ国以上の言語が話せる凄い人にインタビューしました!
スティーブ・カウフマン(Steve Kaufmann)という20以上の言語を話せる言語学者さんで、LingQという英会話サービスを提供している方からご連絡をいただき、インタビューさせて頂きました。
まぁ凄い。。。
言語のプロ。
世界には、多言語話者が集まる会合があるらしいです。笑
言語習得にすっごく役立つ話をいっぱい聞けました。
英語を勉強したのに話せない〜って経験がある人には、耳が痛い話もあるかも。。
3番目?に得意な日本語でインタビューに答えてくれています。
その中でも、印象に残った部分をブログでもシェアします。動画は、前半後半とありますので、今日は前半だけの動画になりますが、また後半も準備でき次第、シェアしますので、お待ちくださいね。
スティーブの提供するLingQはこちら
LingQ
完璧を求めちゃダメ
これだけ日本語を話せるスティーブでさえ、80%くらい話せれば十分と言っています。
もちろんネイティブを目指すのは問題ないです。
だけど、
- ネイティブと発音が違うからダメだ〜
- 聞いた英語の一部がわからないから、話せない
- 細かいニュアンスを伝えられない
こんなことで悩む必要はないです。
第二言語なら当たり前。
世の中には英語警察さんが多くて、
- この言い方は失礼
- ネイティブはこんなこと言わない
- ●●の間違った使い方
みたいなことを言う人も多いですが、まーーったく気にしないでOK。
その人が言語というものをわかっていないだけ。
自分の名前を言うのに、
My name is Chigusa.
でも
I am Chigusa.
でもOK。
どっちも伝わる。
そんな余計なことに時間をかけたり、考えすぎて話せなくなることが、もったいないです。
暗記学習ばかりする方法は効果がとても薄い
フレーズを暗記してそういう英語学習方法が多いですよね。。。
Aの内容を10回やって覚える。
次にBの内容を10回。
これを、ブロック学習といいます。
それに対してインターリーブ学習やランダム学習と言われているものは、同じことの繰り返しではなく、どんどん別のことをやりながら、繰り返し理解していきます。
学習効果には倍以上の差があったという報告があります。
凄く怖いのが、ブロック学習のほうが、
勉強した感覚がある。
らしい。。。
プラスワン英語法やYouTube動画でも「一回でできるようになろうとしなくていいよ。」と、何度もお伝えしているのは、そのとき理解できなくても、他のことを学ぶうちに理解できることが少なくないから。
言語を習得するのに年齢は関係ない
スティーブはいま64歳で、60歳以前に習得した言語よりも、60歳以降に習得した言語のほうが多いらしいです。
物覚えが悪いから大丈夫かなぁという人も多いですが、大きな影響はありません。
実際に、プラスワン英語法の受講生でも70代の方もいらっしゃいますし、9月のカナダ旅行留学にも2名参加されています。
ビジネスは英語よりも内容
仕事で英語を使いたいからビジネス英語を学ばないといけないと考える人が多いのですが、特別な職種を除いてビジネスで必要なのは、難しいビジネス英語ではなく、中身。
そもそも英語で日常会話もできない人が、難しい言い回しから習得しようとしても、失敗することがほとんどだと思います。
英語力よりもコミュニケーション力のほうが大切。
相手の話をきちんと聞く。
自分の意思をきちんと伝える。
あいまいな回答をしない。
わからないことは、わからないと言う。
英語はローコンテスクト言語。
空気を読むということが少なく、きちんと伝えないとわからない。
日常会話もビジネスでも同じ。
世界で活躍する日本人経営者やスポーツ選手でも、英語力が高くない人も多いです。
日本よりも外国のほうが、英語力や見た目などの外見よりも、「何ができるのか?」を重要視されることが多いと感じます。
ということで、英語学習者にとっては、とっても貴重な動画になっていると思うので、ぜひご覧ください!