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10分で英語がペラペラになる方法と落とし穴

「英語がペラペラになります」
私は「英語がペラペラ」という表現はしません。
プロ講師として、こういう表現をして集客はしたくないという講師根性論w
しかし、ま〜最近よく「簡単にペラペラになる」という表現を見かけますよね。
そういえば最近、ある講師の英語商品で『「わかる」を「できる」にする~』というプラスワン英語法の表現を広告で使われていてビックリしましたが(さすがに、記念にその広告写真にとって、おい!って突っ込んどきました。) 生徒さんからも、プラスワン英語法の考えやメソッドに似た広告の商品が増えましたね。とURLを送ってくれたり多くなりました。ただ、広告が似てても、プラスワン英語法は何も関わってないので、気をつけてくださいね。私はプラスワン英語法と自社のオリジナル教材しか関わっていません。他の英語商品は、全く関係ないので間違わないようにお願いしますね!
広告の表現だけで使われるなら少し悲しいですが、表現や考え方が良いほうに変わってくれるなら嬉しいです。
2018年2月プラスワン英語法をリリースして、無料レッスンを受講して頂いた方や、プラスワン英語法を受講して頂いた方から、過去の英語学習経験や、成功例や失敗例、悩みを聞きます。
他社の英会話プログラムの評価や評判を教えてくれる人もいます。
その声は、英語のプログラムを作ったり、セミナーの内容を考えたり、YouTubeの動画の企画や、ブログ記事を書くのに、とても参考になります。
プラスワン英語法を受講してくれている方の意見なので、その意見が絶対とは思いませんが、「英語がペラペラ」について、少し私の考えをお伝えして、英語教材選びの参考になる人がいれば嬉しいなと思います。
あまりブログでネガティブなことを書きたくないのですが・・・騙されて「英語が苦手、嫌いになった」という人が減ればいいなと考えています。
私、「英語難民」を増やしたくないんです。英語商品が世の中こんな多いのに、英語難民は増える一方!!騙されて「英語が苦手、嫌いになった」という人が減らないと、今の子どもたちも英語を嫌ったままになってしまう。それだけは避けたい!大人が楽しく英語を学んで、学ぶと英語が習得できる。という未来を見せてあげたいんです。
「お母さん、お父さんは英語が嫌いだから、君には頑張ってほしい。」という無茶な子供へのメッセージを無くしたい。。。
フィリピンの英語講師の方と喋る機会があったので、英語教育について語り合いました。フィリピンの人たちはなんでそんなに英語話せるのか?という議論をしてたのですが、話を聞くと、学校の先生も話せて、親も話せる。そしてその話せる大人たちが「英語の大切さ」を伝えているんだそうです。
それを聞いてて、「これだ!」と思ったわけです。
大人の気持ちは分かります。できないで苦労したから、子供には。。。でも、やっぱり嫌いなものを押し付けるより、話せる大人が「英語の大切さ」を子供に伝えた方が、子供たち納得すると思うんですよね。
私の力は微力ですが、そういう日本の英語教育にしたいんです!!!

英語は10分でペラペラになる??

英語は10分でペラペラになります。
10分もかからないかもしれません。
たとえば、
I love you.
というフレーズを言う練習をすれば、10分もかからずにほとんどの人がネイティブに通じる英語になります。
I love you.
をペラペラ話せる。
これでいいですか?

ペラペラの定義があいまい

ペラペラってどういう状態ですか?
フレーズが言える状態?フレーズが言える状態であれば、いくつのフレーズが言えれば、ペラペラ?
この問題の原因は、ペラペラの定義があいまいなことと、それを悪用する人がいることです。
ペラペラのイメージが、人によって違うと思うのです。
多くの人がイメージするペラペラは、外国人と日常会話ができるレベルかなと思います。
そのイメージで、「かんたんにペラペラ」とか、「90%以上がペラペラ」とかって言う説明を見て、お金を払って受講たのに、英語が話せるようにならない。
フレーズを覚えて外国人に話したら、返答されたことが理解できずに無言になってしまったとか・・・。
ひどいところだと、話せなかったら返金保証と言われて安心して申し込んだけど、返金してくれないとか。
レッスンはフレーズをひたすら言って覚えるだけで、覚えられないのは受講生が悪いとか。
ネットで調べたら、評判がいい記事が出てくるけど、「詐欺なのか?」みたいなタイトルだけど、本文は「大丈夫でした!」みたいな記事で、変な内容だなと思ったら広告用の記事だったとか・・・。
それで、素直な人ほど「自分が悪いのかなぁ」と考えてしまって、英語が苦手とか、記憶力が悪いとかって考えてしまう。
英語が好きで英語が話したくてチャレンジしたのに、英語が苦手になってしまうことは、英語講師として本当に悲しいのです。
以前の講師選びの記事(きちんとした講師に英語を教わることで得する4個のポイントと独学英語の落とし穴)でもご紹介しましたが、きちんとスクールを持ってやっている人は、そこまで過剰な宣伝ができません。
私は100名のスクール生がいるし、自分の子ども生徒の何人もが「英語の先生になりたい」と夢を抱いてくれているのに、嘘はつけないし、彼らにとって胸をはれる自分でいたいし、彼らに大事な事も教えていきたい。私が軸をブレずにいられるのは本当に彼らがいつもいるからなのです。
ひどいところだと、受講生全員が話せるようになった!とか。私はそんなことを平気で言えない。
日常会話レベルでも一定期間(数ヶ月)で全員話せるようにすることは、不可能だと断言できます。
そう言ってしまうのは、自信があるからでなく、売れるからで、売れればいいという考え方なのかなと考えると、悲しくなります。
なので、私が勝手に考える、こういう広告の英会話には気をつけてというものをご紹介しておきますね。
無駄な時間、無駄なお金を遣う人が減って、英語が好きな人が増えますように♪

こんな英語広告には注意!!

  • ◎90%以上が話せたという表現
  • 生徒の紹介などで、やたらとスムーズに英語を話す(シナリオを覚えない限り、スムーズには話せません。)
  • 脳科学や権威、TOEICの点数か学校の自慢(先生の実績と商品の質の直接の関係はない)
  • ペラペラを多用
  • このフレーズでオッケー2ヶ月以上の期間で5万円以上の商品で、書面の契約無く購入できてしまうもの

騙された?詐欺?と思ったら、どうすればいいの?

英会話のサービスは、特定継続的役務提供というものになり、2ヶ月以上かつ五万円以上の商品は、書面による契約が必要なのです。
特定継続的役務提供にもかかわらず書面による契約をしていないサービスは違法なので、もし受講してしまった場合は、消費者庁に相談すると、返金される可能性もあると聞きました。
特定商取引法違反被疑情報提供フォーム
返金できるからノーリスクとか言っていたのに返金されない、あきらかに「全員が話せるようになった」みたいな広告だったら、消費者ホットラインに相談してみると良いと思います。
消費者ホットライン
間違ったレッスンを受講してしまったときは、泣き寝入りしないこと、自分の責任にしないことが大切で、自分とは合わなかったと考えることをオススメします!なぜか、無料のレッスンのメールで、こういった相談も実は多いのです。
同じ体験をする人が減らすことにも繋がりますね。
ひどいところは、解約したいと言ったら何問か問題を出されて、一定の数が瞬時に答えられなかったら、定着してないので返せない。と言われた事もあるそうです。流石に聞いて驚きました。
自分が悪いと思いがちなのも日本の特徴。しっかり見極めて。英語教材で騙された〜なんて子供に英語のイメージを悪く思われたくない!

英語が話せるようにならなかったときは

英会話レッスンを受講して英語を話せるようにならなかったとしても、自分の責任にするのではなく、サービスが悪かった、自分との相性が良くなかったと考えましょう。
きちんと言われたことをやったにもかかわらず、英語が話せるようにならなかったら、講師の責任、プログラムの責任です。ただし、言われたことをやっていないのに、話せるようにならないのは当然ですが・・・。
英会話の習得は、個人のライフスタイルや基礎知識(英語日本語含む)によっても習得が変わってきますし、講師との相性もあると思います。
全ての人にとって最高のプログラムというのは存在しないと思います。
少し前に過去50年世界で一番読まれた本というのが公表されていました。
何だと思いますか??








正解は聖書で39億部という話でした。聖書を良いと思う人もいれば、そうでないと思う人もいます。
英会話レッスンには相性が存在します。
そう考えてプラスワン英語法では、無料レッスンという形で、これからのレッスンや、英語の考え方を知って頂いてから、お申し込み頂きます。
プラスワン英語法の無料レッスンを受講して「英語が話せるかもしれない!」「英語を話したい!」と思った方が受講していただくほうが、双方にとって良い形だと考えているからです。
英会話レッスンは受講してみないとわからないことが多いです。
上に書いたような違法サービスは論外ですが、いろんな英会話習得方法がありますが、これから英語を学びたい人が、どれを選べばいいかわからないのは当然です。
一人でも多くの人が「失敗した!」「騙された」と思って英語が嫌いにならないように、一人でも多くの人が英語を話せるようになって、広い世界で活躍できるようになれば良いなと思います。
そして英語を使う大人の姿を、今の子供たちに見せてあげたいです。