ブログとお知らせ
ジュニア留学(夏)怒涛の2週間
第1弾の生徒たちが無事に帰国し、
そして第2弾の生徒たちが到着しました!
また、新たな冒険のスタートです。
Nextepの生徒たちは、大きな問題もなく毎日元気に過ごしていました。
ただ、私はNextepの代表としてだけではなく、現地のSun Pacific College(SPC)の日本担当として、Nextep以外から来ている日本人の子どもたちのサポートにも入っています。
この2週間は、本当にいろんなことがありました。
「ホームシックで帰りたい」「友達とうまくいかない」「ホームステイ先でトラブルが起きた」
「ホストファミリーを変更しなければならなくなった」「熱が出た」
「英語を話さなきゃいけないのに、日本語が止まらない」
朝から晩まで、毎日本当にバタバタ。
夜はベッドに入った瞬間に気絶したように寝て、朝起きて、また一日走り回る。
そんな毎日でした。笑
でも、この2週間で改めて思ったことがあります。
留学は、何も問題が起きないことが「成功」なのではない。
むしろ、慣れない海外で生活をすれば、何かが起きる方が自然です。
言葉が通じない。思い通りにいかない。友達との距離感が分からない。
寂しい。悔しい。帰りたい。
日本にいたら経験しなくてもよかった感情に、たくさん出会います。
このプログラムには、本当にさまざまなバックグラウンドを持った子どもたちが参加しています。
友達関係に問題があった子、不登校の子、親が行けと言った子
最初は、「苦しい、助けて、日本に帰りたい」と
日本語で書いた手紙を渡してくれたこともありました。
でも、4週間を終えた帰国の日。
その子が言った言葉は、「今度はもっと英語を勉強して、またここに来たい」でした。
そして最後には、感謝の気持ちを英語で伝えてくれました。

友達とうまくいかず、「何をやっても自分はうまくできない」と大泣きした子もいました。
その子に必要だったのは、
「頑張ってみんなと仲良くしなさい」という言葉ではなく、無理にその友達の輪に戻すのではなく、少し距離を取って、その子がその子のままでいられる場所を一緒に探しました。
すると少しずつ笑顔が戻ってきて、「楽しい!」という言葉が聞けるようになりました。これが海外にいるだけで視野が広くなるということ。
今いる小さな人間関係だけを見ると、世界全部が嫌になってしまうことがあります。でも、少し視野を広げれば、話せる人も、居場所も、選択肢もたくさんある。
その選択肢を見せることで、その子は自分から一歩踏み出すことができました。

ホームステイ先でいろいろなことが起こり、ホストファミリーを変更しなければならなくなった子たちもいました。新しい家庭でちゃんと生活できているだろうか。不安な気持ちは残っていないだろうか。

毎朝顔を見て、
「Good morning!」
と声をかける。笑顔で返してくれる顔を見ると、「あ、大丈夫そうだな」と私も安心します。
友達にからかわれ、思わずBAD WORDSを言ってしまった子には、
「嫌なことをされたから、やり返す。それって本当に正しいことなのか?」
を一緒に考えると、自分のやったことに素直に反省できます。そして
次に同じことが起きたら、どうしたらいいのか?
そこまで本人と一緒に考えて初めて、一つの経験が「成長」に変わると思っています。
英語力に自信がなく、ついつい日本語ばかり話してしまう子もいます。
本人に悪気はありません。友達と話すのが楽しくて、気づいたら日本語になっている。
「日本語禁止!」と怒るだけでは、また同じことを繰り返します。
どうすれば英語に切り替えられるのか。
分からない単語があった時はどうするのか。
完璧な文章が作れなくても、どうやって伝えるのか。
本人が自分で修正できる方法を一緒に考えます。
この2週間。本当にたくさんの子が泣きました。
でも、その涙の後に、ものすごく大きく成長した姿を見せてくれました。
もちろん今も、ホームシック真っ最中の子が数名います。でも、自分で乗り越えられそうな時には、少し離れて見守る。
私が引率でいる役目は「本当に困った時には、サポートする」と伝え続けること。
親御さんにとって、まだ幼い我が子を海外へ送り出すことは、本当に勇気のいることだと思います。

心配しない親なんて、きっといません。
だからこそ、Nextepが提供したいのは、「何も起こらない留学」ではありません。
海外ですから、予想外のことは起きます。
大切なのは、何か起きた時に、子どもの小さな変化に気づく人がいること。
泣いている時に話を聞く人がいること。
間違えた時に、ただ怒るのではなく、一緒に考える人がいること。
体調が悪い時に、様子を見てくれる人がいること。
そして、親御さんからは見えない現地での毎日を、ちゃんと見守っている大人がいること。
私は、そこまで含めて「留学サポート」だと思っています。なので必ずNextep講師が引率します。
子どもたちにとって、留学はただ英語を学ぶ場所ではありません。
自分で考えたり、人との違いを知ったり、失敗したり、泣いたり、それでももう一度やってみたり。
日本ではなかなかできない経験を通して、少しずつ、自分の足で立てるようになっていく場所です。
だから私は今日も現地で、子どもたちの表情を見て、声を聞いて、必要な時には手を差し伸べながら、
彼らの冒険を見守っています。
帰国する時、「楽しかった!」だけではなく、
「自分で乗り越えられた」
そんな経験をひとつでも多く持って、日本に帰ってほしい。
そして親御さんにも、
「ここなら安心して我が子を送り出せる」
そう思ってもらえる留学を、これからも作っていきたいと思っています。